自費出版で画集を出版する方法

自費出版で画集を出版する場合には、カラーデータの取り扱いに精通している出版社や自費出版会社を探すことが重要です。
カラー印刷を専門にしている会社では色管理に精通した技術者が色補正を行って見本の色調に近づけるのですが、カラーデータの取り扱いに精通していない会社では入稿されたデータをそのまま印刷してしまいます。
その結果実際に出来上がった印刷物の色と入稿原稿のモニタやプリンタの色が合わないといったトラブルになるケースが少なくありません。
写真集や画集など色の再現性が大切な自費出版本の場合は特にその会社の特徴を調べた上で利用することが大切です。

また画集をはじめとする自費出版本の出版を依頼する場合、出版社や印刷会社だけでなく製本をメインに扱う業者でも請け負ってくれるところがあります。
こういったところでは製本に特化した技術を持っているので、和装や古美術風の製本にするなど自費出版する画集の製本にこだわりたい方にはおすすめです。

自費出版にかかる費用は、原稿の数や本の部数・体裁・判型・写真の数・カラーページの枚数などによって変化します。
また自費出版を依頼できる会社の形態にも出版社の自費出版専門部門や子会社・自費出版専門会社・印刷会社の自費出版サービスなどの種類があります。
家族や知人に配るだけで自費出版本の市販は考えていないなら印刷会社の自費出版サービスの方が安価に利用できますし、自費出版本を市販したいのであれば取次会社に口座を持っている出版社に自費出版を依頼する必要があります。
自費出版を依頼する会社を決める際には自費出版する目的を明確にして、目的に合った会社を選ぶことが重要です。
また複数の会社から見積もりをもらって比較検討することも大切です。


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